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7/28開催 祝!ムビナナ大ヒット御礼上映会オフィシャルレポートが到着!

全国の劇場にて開催中の劇場ライブ『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』(略称:ムビナナ)。開催から約2ヶ月が過ぎた7月23日(日)には、興行収入20億円・観客動員数117万人を突破する大ヒットを記録している。

本レポートでは、劇場ライブの大ヒットを記念して7月28日(金)に東京国際フォーラム ホールAで開催された「祝!ムビナナ大ヒット御礼上映会」をレポート。お祭りのような盛り上がりをみせた当日の模様をお届けする。

 

 

キャスト・スタッフ登壇前に行われた<DAY 2>応援上映では、本会場や一部ライブビューイング劇場にて、音の出る応援グッズや一部の楽器を使用できる特別上映を実施。本会場では、照明やキャノン砲など当日限定の特殊演出が加えられ、会場はこれまでにないほどの熱気をみせていた。

当日登壇したキャストは、IDOLiSH7の⼩野賢章(七瀬 陸 役)、増⽥俊樹(和泉⼀織 役)、代永 翼(和泉三⽉ 役)、KENN(四葉 環 役)、阿部 敦(逢坂壮五 役)。Re:valeの保志総⼀朗(百 役)、⽴花慎之介(千 役)。ŹOOĻの広瀬裕也(亥清 悠 役)、近藤 隆(御堂⻁於 役)の9人。<DAY 2>上映終了後の余韻が漂う会場に小野が「盛り上がってますね〜! イェーイ!」と元気よく声をかけると、観客は応援グッズを手に歓声を送った。その後のキャスト挨拶では、増田が「イェイ!」を連呼したり、広瀬が陽気なダンスを披露したり、会場の熱気に負けないテンションでステージを盛り上げた。

 

 

阿部の進行で始まった「ムビナナ名場⾯ 振り返りトーク!」では、全国のマネージャーから募集した名場面をセットリストに沿って紹介。「RESTART POiNTER」では、子どものようにはしゃぐ環とそれを心配する壮五の様子を振り返り、「今はIDOLiSH7のみんなと絆が出来上がっている状態。なのでこのそーちゃんとのやり取りは決め打ちだった説もあるんじゃない?」とKENNが長年に渡り環を演じてきた目線での解釈を披露した。

 

 

刺激的な演出が印象的な「ササゲロ -You Are Mine-」では、興奮した様子のコメントが多数寄せられた。色気たっぷりの御堂⻁於がみせる豊かな表情に骨抜きとなったファンが続出と聞き近藤は「こんなに食いついてもらえるとは思っていなかった! 細かいところまで見てもらえて嬉しくなりました」と驚きの表情に。さらに、曲名と役柄を踏まえて「お前ら、ちゃんと捧げたか? ……いい子だ」と会場に投げかけ、観客の心を鷲掴みにしていった。

 

 

ŹOOĻのパフォーマンス後、「最⾼の夜明け」と紹介されて登場したのはTRIGGERだ。過去の出来事を思うと、ŹOOĻがTRIGGERをステージに呼び込み「DAYBREAK INTERLUDE」が始まる流れに感動するという声に、広瀬は「TRIGGERと肩を並べてライブができているのがすごくエモい。」と同意しつつ「激しい演出がなく、ダンスと歌で魅せているのが伝わってきた。すげぇんだな、TRIGGERって」と尊敬の眼差しを向けた。
Re:valeの「激情」といえば、熱気がリアルに感じられる炎の演出が特徴的。保志自身はこの演出に驚いていたが、堂々と振る舞う百に「僕が思っている以上に百ってすごかったんだな」と感心した様子をみせた。「MCになると百は可愛いパートが多いからびっくりしちゃった」と自身の演じるアイドルの格好いい一面を再確認したようだ。

 

 

続いては各グループの新曲パート。1曲目は幻想的なメロディと神秘的な衣装で観客を釘付けにしたIDOLiSH7の新曲「NiGHTFALL」だ。小野は「みんなが登場してステージに走っていく感じが好き」と登場時のリアルな演出を絶賛。楽曲からメンバーの成長を感じたようで「なんかすごく大人っぽくなったなと思いました」と続けた。

ŹOOĻの新曲「STRONGER & STRONGER」では、悠がメンバーを1人ずつ見るシーンがピックアップされた。メンバーを⼤切にしたい気持ちがあのシーンに込められたように感じたというコメントに、広瀬が「この楽曲から「俺たちはまた歩いていく。何度挫けても、這い上がって立ち上がろうとする」というメッセージが伝わってくる。背を向ける演出も、彼らの大きくなった背中が見れてジーンとくるものがありました。ŹOOĻを代表する曲になったと思います」と感慨深げ。

 

 

「Journey」では、百に水たまりがあると伝えられながらも、それをものともせず水たまりの上を歩く千の堂々とした姿にコメントが寄せられた。立花はマネージャーの着眼点の鋭さに驚きつつも、「前半のRe:valeって格好良さとか王者感とかのあるキマった2人だけど、この楽曲は気取っていない。ちょっとほっこりするよね」と笑顔に。見方次第で穏やかな雰囲気もアグレッシブさも感じられる楽曲に仕上がったと話した。その後、「せっかくの衣装だけど汚れは大丈夫?」と保志が優しい気遣いをみせると、キャストも観客も顔をほころばせた。

 

 

初日舞台挨拶で「楽の顔が良い︕︕」と絶賛していた増田だが、TRIGGERの「BEAUTIFUL PRAYER」では、「ミドルナンバーが続くなか、バラードで攻めるんじゃなくて僕らの年代的にちょっと懐かしいダンスナンバーで攻め続ける姿勢が格好いい」とこの選曲を大絶賛。「顔が良いと言ったけど、TRIGGERの格好良さは見た目じゃないんです。心が格好いいんです」と力説した。

セットリストの終盤、陸と天が⼿を合わせて向き合って歌う「Incomplete Ruler」では、誰もが2人のこれまでを想い、さまざまな感慨を抱いたことだろう。小野は「この光景を見せてくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。陸的には2人の関係性もようやくゴールに辿り着いた曲だと感じるので、聴いてるだけで泣きそう」と話すと、感動で胸がいっぱいといった様子に。

続く「TOMORROW EViDENCE」については、「Incomplete Ruler」が終わって舞台に残る陸の元にIDOLiSH7のメンバーが現れるシーンや、中盤から他の3グループも合流して16人全員での歌唱になる流れについての話題に。代永は「IDOLiSH7が出てきた時の陸の嬉しそうな顔がすごく好き。天も大事だけどIDOLiSH7という苦楽をともにした仲間の存在がどれほど大切なのか一瞬でわかる。16人が気持ちを一つにして踊っているのもラストに向けての流れがあって素敵だよね」と顔をほころばせた。阿部も「両袖から3グループが出てくるのがエモい!」と共感を示した。

 

 

クライマックスで銀テープが飛ぶ「Pieces of The World」は、今いる劇場がレインボーアリーナだとリアルに感じさせてくれる演出が特徴。本会場では銀テープの特殊演出も加えられ、より臨場感のあるステージとなった。このシーンについてKENNは「言葉になりません!」と切り出しつつも、「フォーメーションで動いているなかで、個人個人で動きが違ったりするのがいい。そのなかで俺が一番好きなのはりっくんのウインクだ!」と熱弁。それに応えて小野がウインクを披露すると、客席からは歓声が上がった。

 

 

最後の楽曲となるアンコールの「Welcome, Future World!!!」では、歌っていない一織が抜かれるカメラワークが取り上げられた。自然体の雰囲気を感じられたとのコメントに、増田は「スイッチャーや演出を手伝ってくれるスタッフを含めて、いろんな人たちの思いで作られているステージだというのが一瞬のカットの裏に垣間見える」と劇場ライブの魅力を語った。

続いて、立花の進行による「マネージャーからのムビナナ質問トーク」がスタート。このコーナーでは、錦織 博監督、⼭本健介監督、下岡聡吉エグゼクティブプロデューサーをステージに招いて、全国のマネージャーから寄せられた質問に回答した。

 

Q.ムビナナを「ひとこと」で表すなら?
この質問は事前にフリップを用意していた錦織・山本・下岡が答えた。
錦織は「アクターやアニメーションスタッフ、キャストなど、皆さんの作り上げたものが全て合わさった時に“熱”を感じた。今日に至るまでに皆さんにも伝わっていると思います」として『熱』の一文字を回答。山本は「ムビナナは本当に“いる”と感じてもらえる作品」として『16人いるっ!』という言葉で表現した。最後に下岡が『未来永劫色褪せないライブ』とフリップを掲げつつ「最初に企画した時に、席が無限にあるライブをしたい。将来アイナナの名刺になるような作品にしたいとプレゼンしました。開催10週目を迎えましたが、何度観ても色褪せないライブが出来上がりました」と当初に思い描いた夢が実現したことを喜んだ。

 

 

Q.MCパートについて ご⾃⾝や他のキャストさんのセリフやアドリブで「これはハマってる!」というものがあったら教えてください!
代永は「<DAY 2>のMCで虎於がトウマに「一人にさせないぜ」と言ってトウマが照れるシーン。ŹOOĻの絆を感じて見ていて嬉しくなった!」とコメント。阿部は「去り際に壮五くんが客席に向かって「見えていますよ」と伝えるシーン。実際にライブをやらせていただいて思うのは、皆さんがすごく応援してくれるということ。だから壮五くんならきっとそう伝えると思ってアドリブで入れさせてもらいました」と裏話を明かした。

 

Q.誰もが⾒逃してしまうのではないか! というくらいさり気ない⾒どころやこだわったシーンなどを教えてください!
ここで下岡がとっておきの情報として「「PARTY TIME TOGETHER」でアイドルが1・2・3・4と順番にポーズを取っていたのには気付きましたか?」と指で4の形を作ると、客席の多くから「気付いた!」とのレスポンスが。下岡が驚きつつ、「じゃあ5・6・7は? あと「Pieces of The World」で天の目線がパッと動く瞬間は?」と細かいポイントを続けてあげたところ、これまた多数の観客に気付かれていたことを知り、驚きつつも喜びの笑顔をみせた。この様子に立花は「10週目を迎えた方たちは、見ているところがすごい!」と関心した様子で会場を見渡した。

 

 

Q.アイナナマネージャーでない友⼈や家族をムビナナに誘いたいのですが、皆様ならどのようにして誘いますか? ぜひ聞かせていただきたいです!
増田が「羽交い締めにして連れて行く」というフィジカルな回答で会場の笑いを誘うなか、近藤は「興行収入20億円を突破したじゃないですか。「毎週だんだん伸びていく映画ってほとんどないらしいんですよ。なんで伸びたと思います?」と言えば、特に映画好きに言ったらきっと見てくれる」と提案しつつ「それでもダメなら羽交い締めも実践してみてください(笑)」とオチをつけ、会場をドッと沸かせた。

 

このほかにも質問コーナーでは「このグループに⼊って歌ってみたい︕」と思う曲や、「ZONE OF OVERLAP」の溶鉱炉と「激情」の炎、燃えるならどっち? といった奇抜な質問もあった。キャスト・スタッフのユーモアあふれる回答に会場は終始大爆笑。ここでは紹介しきれないほどたくさんの質問を寄せてくれたマネージャーたちに感謝の言葉が伝えられた。

 

イベントの終盤では、ムビナナ⼤ヒットを祝してくす玉が用意された。紐を引くと、そこには興行収入20億円突破の文字が。さらに、21億円突破の速報が伝えられると、キャストからも観客からも驚きと喜びの声が上がり、一緒になってこの快挙を祝った。

 

 

小野は、ムビナナの大ヒットは劇場に足を運ぶマネージャーのおかげだと伝えると「興行収入17億円が本当に達成できるとは思ってなくて。皆さんの熱でここまでたどり着くことができました」と感謝の言葉を重ねた。続けて小野が、プレミアム上映会で「17億」という目標を提案した増田に次の目標を問いかけると、増田は一織の兄・三月を演じる代永を引き寄せて「“兄さん”ということで23億円で! この男を格好良くしてください!」と声を上げ、観客に引き続きの応援を呼びかけると、観客は大きな拍手で応えた。

 

現在、全国の劇場では『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』の<DAY 1>・<DAY 2>公演がどちらも楽しめる。本劇場ライブは、通常上映・応援上映のほか、8月4日(金)~8月10日(木)は字幕付き上映週間として全国の劇場で歌詞やMCを文字でも楽しめる字幕上映を開催。IDOLiSH7、TRIGGER、Re:vale、ŹOOĻの全力のライブを堪能できる時間を、ぜひ劇場で何度でも味わってほしい。