アイドリッシュセブンを応援していただいている皆様へ
本プロジェクトの統括プロデューサーをしております。下岡聡吉です。
皆様への報告が遅くなったことで、ご心配をおかけし、公式からの報告のない時間を苦しい気持ちを抱えたまま過ごさせることになってしまったことをお詫びいたします。
今回、当社コーポレートサイトのお知らせ(http://www.bandainamco-ol.co.jp/media.php?f=57d2781398d58&ext=pdf&type=ir_pdf)とは別に、自分の言葉で皆様にご報告させていただきます。
当社では日頃より、「アイドル」そのものについて広く研究を行ってまいりましたが、アイドリッシュセブンのコンテンツを企画開発するに当たりましては、「アイドルの創出」を目標に掲げ、アイドルとして魅力的な人物像を考え、絵の力・脚本の力・声の力・音楽の力を結集させました。
そのどれが欠けてもアイドリッシュセブンではありません。そのすべてが重なりあって本コンテンツの表現となっており、オリジナル作品であることをご報告させていただきます。
一方、プロデューサー根岸個人のTwitterアカウントへの書き込み内容が皆様に誤解を与え不安にさせてしまい誠に申し訳ございません。
本件について当社にて行った調査の結果、リリース前の情報やタイトル・キャラクター固有名詞といった機密漏えいにつながる事実はございませんでした。
しかしながら、軽率に業務に関連する書き込みをしてしまったことは、社内規程違反であり、本人については私を含め会社より厳重に注意といたしました。今後、社会人としての良識・マナーの教育を徹底させていただきます。
また、この度改めて製作過程を法的な専門家とともに確認し、トレースなどの問題は存在しないとの結論にいたっております。
しかしながら、法律上の問題以前に、誤解を招く絵柄があったとのご指摘をいただいていることを真摯に受け止め、今後一層の努力をもってオリジナリティにあふれる製作を行ってまいります。
「プロデューサーが本コンテンツを私物化しているのではないか」とのご指摘についてですが、私達はメインのアイドル達そしてその周辺の主要な登場人物においては、熟考に熟考を重ね想いを込めた名称を決定させていただいております。アイドル達が持つ設定や脚本の内容などを反映し念入りに検討しており、私物化の余地はないと考えております。
しかし、主要登場人物以外においては、かなりの数の人物名がコンテンツには必要となり、実在の人物の名前をもじったものもリストにあり、軽率に使用したことでコンテンツ私物化という意図で配役したわけではございませんがこちらも皆様に不安を与えてしまいましたことをお詫びいたします。
「アイドル像」を作り上げていくことは、個人で達成できるものではなく、多くの人のお力を借りることで初めて達成できたものです。
本プロジェクトにおいては、絵・脚本・声・音楽など分野をまたいだ多岐にわたる専門家の力を借り製作されています。弊社にて監修を行った本編及び公式出版物以外にスタッフがアイドリッシュセブンの創作物を世の中に出しているという事実はございません。
いただいた激励・心配・叱咤など、プロジェクトに対してまっすぐに想いを伝えようとしたとき、身を削られるような心持ちだったかと思います。
また、そこまでして投げかけた言葉が届かないのではないかと感じたとき、とても大きな喪失感や心労を与えてしまったことと思います。
我慢したくないことを我慢された方も多数いらっしゃると思います。
本当に申し訳ございません。そして、今日までお待ちいただいたことに感謝いたします。
今回私達が取れる責任は、今後も私たちプロジェクトスタッフ一同が一丸となった「アイドリッシュセブンプロジェクト」として引き続き皆様にコンテンツをお届けしていく、というその一点のみに精一杯力を割くとお約束し、実行することだと考えています。
私は個人ではありますが、その発言は同時にプロジェクトを代表した言葉となることもあり、軽々にお伝えすることは出来ず時間がかかったことを重ねてお詫びいたします。
一部だけをお伝えして、誤解を生んでしまうことも本意ではなく、誰かに代弁していただくこともしてはいけないことだと思い、このような形で皆様にご報告させていただきました。
これまでもこれからも激励や応援をいただくことはプロジェクトの原動力となっています。
アイドリッシュセブンプロジェクトをよろしくお願いいたします。
統括プロデューサー
下岡聡吉
この度は、私のTwitterアカウントへの書き込み、および「プロデューサーが本コンテンツを私物化しているのではないか」とのご指摘の件で、応援いただいている皆様にたくさんのご心配をお掛けすることとなり、誠に申し訳ございませんでした。
Twitterアカウントへの書き込みについて本当に浅はかであったと深く反省しております。
今後、二度とこのようなご指摘を受けることがないよう気を引き締めて行動いたします。
これからも頑張りますのでアイドリッシュセブンを応援よろしくお願いいたします。
ゲームプロデューサー
根岸綾香